【輪島の海女漁の技術】が、2018年3月8日に重要無形民俗文化財として指定を受けました。
石川県輪島市に伝承される、女性たちの素潜りによる漁撈の技術である海女漁は、輪島沖の舳倉島、七ツ島が主な漁場で、漁獲物としては,アワビ・サザエをはじめ,ナマコ,イワガキ,カジメ,イワノリ,ワカメ,テングサ,イシモズク,エゴ等があり,そのため,ほぼ年間をとおして行われているが,10月のみ休漁としています。特にアワビは「輪島海女採りアワビ」としてブランド化が図られており、現在200名ほどいる海女が、ウェットスーツと水中眼鏡を身に付けて素潜りでアワビを採っています。この輪島海女採りあわびは、栄養豊富な海のワカメやカジメ(ツルアラメ)などの海藻類を食べ育った天然もののアワビです。